思い描いたとおり?ちょっと違う

実家の机に捨てられずに眠っている一冊のノートがある。

高校のときに一時期つけていた日記。
この前久々にその日記を開いてみた。

思春期らしい黒歴史満載でまあ目も当てられないような内容だけれど、冒頭に「5年後、10年後の自分が読んだら黒歴史になると思う」と書いてあるのがいかにも自分らしい。

黒歴史になるのをわかっている上で、その時の自分にしか残せない気持ちを書き残したくて日記をつけていたのを覚えている。

読み返すと、書いた覚えのあることもあったし、こんなこと書いてたっけ?ってこともいろいろ。

ミスチルに徐々にハマっていく過程なんかも残されててなんかエモいってやつだったり。

というか、本当に10年後の自分が読んでいるという事実にビビる。10年だぜ!10年!?

大人になってる気はさらさらしないけど、当時から考えるとなんだかんだで色々な経験積んでるのも確かなんだろうな〜。生憎にも実年齢とその年齢での理想像との乖離は年々大きくなってる気がするけども。

27歳のこの日記だって、あと5年もすればしょーもないこと書いてるな、血迷ってるなって思うことだろうし、そういう意味では17歳の当時とは根っこは全く変わってない!そこのところはこれからもなかなか変わることはなさそう。

人生はあっという間の逃避行らしいし、気づいたときにはきっと37歳になってるのよな〜。

イェ〜イ!37歳の自分、見てるぅ〜?ピースピース✌️

あんまり気負わずにとりあえず37歳まで元気に生き延びることを目標に、一日一日積み重ねていきたいね。

ブログタイトルはGRAPEVINEの風待ちの歌詞から。歳を重ねるごとにより共感が深まる歌。ふと気になって調べてみたらボーカルの田中和将もちょうど今の自分と同じくらいの歳にこの歌詞書いてるんだなあ、なるほどなあとひとりごちた夜。

ちょっとした近況

見事にブログの更新が止まってる!有言実行!

なのでちょっとだけ近況を断片的に残す。

 

・最近は新居の準備をちょこちょこ進めてる。新しい生活、期待「49」不安「51」の比率。
(ミスチルネタで言いたかっただけ、本当は期待「30」不安「70」くらいかなあ)

・ここには書けない家族のこともあって最近ゴタゴタしてたけど、ちょっとずつ落ち着いてきてる感じかな

・GWにやっとこさps5を買った。あんまり時間取れないながらもぼちぼちエルデンリングをやってる。
小さい頃から思い描いていたオープンワールドの理想型って感じでめちゃくちゃ楽しんでる。
基本ボスがめちゃくちゃ強くて、何度も戦う根気もないので探索しながらレベル上げてゴリ押してる節がある。探索が楽しいからオーケーオーケー。

ミスチルの30周年ライブとドミコのライブに行った。
ミスチルは詩とメロディ、ドミコは音とリズムで好きなバンド。ステージの大きさ含めて対照的だったけどどっちも楽しかった。

・仕事は相変わらず消化しきれず常に溜まってる状態をキープしててしんどい。もっと残業とかして頑張らな終わらん気がするけどなかなか頑張れないのもまた精神的に良くない。

ダイレクトに精神ダメージを受けてるっぽくて、最近はひたすら受験前なのに全然勉強できてなくて焦るって悪夢ばかり見てる。留年した人が何年経っても留年の悪夢を見るっていうけど、少しわかった気がする。

・仕事はめちゃくちゃ憂鬱やけど、プライベートは新生活のこと含め楽しみが色々あってなんかアンビバレント。もし今、大学生(仕事がない状態)やったら本当に楽しいのになってずっと思ってる。

・買ったDVDやらCD、本、未開封のまま積んでるのが結構あってなんか年齢を感じるこの頃。

もっと掘り下げて書きたいこともあるけど、やっぱりそれってパワーいるので書き残す感じで今日は終えとく。パワー。

楽しかった三連休

小学生低学年の作文みたいなブログタイトルになってしまった。

ここ一年、仕事がしんどくて参っていた。
特に最近はコロナで遊びに行けないため、休日も家で仕事をしていたことが多く、知らず知らずのうちにかなり疲れがたまっていた気がする。ちょっとおかしくなってるぐらいじゃないと急にこんなブログ始めたりしないよな。

そんな中で3月になってからはちょこちょこ休日に遊びに出るようになった。まだまだコロナが猛威を奮っており褒められた行動ではないとわかってはいるが、ある程度割り切りの気持ちを持って遊んでいる。許して欲しい。

先週の3連休は1月ぶりに東京に行った。土曜日は大学の友達と六本木に展示を観に行き、そのまま日比谷野音で豪雨の中ライブに付き合ってもらった。(誘うまで全く知らなかったであろうバンドのライブに豪雨の中付き合ってもらい感謝感激雨あられ☔️)

日曜日、月曜日は遠距離の彼女と1月ぶりに会い、築地をふらふらしたりお台場でヴィーナスフォートの最後の姿を観に行った。

本当に楽しい3日間で、今でも余韻の中にいる気がする。

コロナで人と遊べない期間を経てから、人と遊ぶたびに本当に楽しく、幸せを感じるようになった。

小さい頃は人付き合いが苦手で友達とあまり遊ばない子供だったことを考えると驚くべき成長(?)だ。今となっては自分一人では生きていけない体になってしまった。

文章にすると大袈裟に聞こえてしまいそうだが本当に好きな人やものに生かされてるなと感じる今日この頃。

もう少し自立できるように頑張らなきゃな、強く生きたいなとは思うが、それはそれとして自分に生きる力をくれる全てのものに感謝である、、、

BIG LOVE

ありがたいね、ほんとに。

四国サウナ旅の巻 -サウナグリンピア-

世間は今空前のサウナブームだ。
自分は2020年のサウナの流行り始めの頃に職場の先輩に連れられてサウナでととのう感覚を知った。以降、めちゃくちゃサウナが好きとまでは言わないが人並み以上にはサウナに通っている自負がある。
大東洋、ニュージャパン、アムザ、湯〜トピア、神戸サウナ…関西の有名どころのサウナは大体まわっているし、足を伸ばして和歌山の二の丸温泉や鳥取のネイチャーサウナ、神戸の山にテントサウナに行ったこともある。
基本的には先輩に連れられてといったかたちだが、いつの間にか立派なサウナーになってしまった。

そんな訳で今回は自分と職場の先輩、転職した元先輩の3人でサウナを主軸に置いた四国旅行に行くこととなった。

出発は金曜日の夜、スケジュールの都合上7時前に神戸方面で集合のため家からは始発でも間に合わない。そこで仕事終わりにそのまま三ノ宮まで移動して神戸サウナで一晩を過ごすこととした。

今回の旅の目的地ではないから多くは語らないけど神戸サウナは関西のサウナの中で一番好きなサウナだ。館内の清潔感、サウナのセッティング、ととのいスペース、どれも素晴らしい。あとサウナ飯が安いしかなり美味い。 

ただし昨今のサウナブームの影響で普段はかなり人が多くなってるらしい。今回は深夜だったので人が少なく(それでも10人くらいは人がいた)快適に過ごすことができた。施設で明かす一晩、非日常感がたまらんね。

翌朝、先輩の車に乗せてもらい淡路島を越え、香川でうどんを2杯喰らい高知に到着。何気に初めての高知だ。桂浜やひろめ市場のメジャーな観光地を周った後、本命のサウナグランピアに向かった。オープン時間の2時ぴったりに到着したが、それでも前に2組グループがいた。

f:id:rain_dive:20220314191226j:image

グリンピアはサウナ特化型施設のため、風呂はない。シャワーを浴びて水着に着替えたらそのままサウナにイン!

入ってまずサウナ内の暗さに驚いた。扉を閉めると目が慣れるまで周りが何も見えずしばらく立ち尽くすことしか出来なかった。

明かりはストーブに付いている焚き火を模したライトと扉の小窓からの僅かな光のみ。サウナ内にはごく小音量でヒーリングミュージックがかかっていた。サウナグリンピアは入場時に黙浴のアナウンスがあるため、サウナ内で喋る人は誰もいない。暗闇の中の焚き火(を模したライト)を眺めがら、集中してサウナに入ることができる。最初はあまりの暗さに面食らったが、慣れてしまえば自分と向き合える最高の環境である。

そして個人的にサウナグリンピアで最高だったのがととのいスペースだ。チェアやベッドなどととのうためのスペースが存分に用意されているのだが、サウナグリンピアでは更に屋外にそのまま寝そべられるスペースが存在する。
身を投げ出して寝そべると目の前には青空が広がり、春めいた風が体を吹き抜けていって、最近の仕事の疲れとか、全てがどうでも良くなった。ちょうど暖かくなった気候のおかげもあり、本当に最高にととのうことができた。

f:id:rain_dive:20220314193719j:image

サウナ終わりのオロポもキンキンに冷えていて良きでした…

場所が場所なので簡単には来れないがまた機会が有れば是非訪れたいと思う。良きサウナでした。

有吉のよしなしごと

ブログタイトルを「有吉のよしなしごと」に改めた。

今まであんまりピンとくるタイトルが思いつかなくて初期設定のままだったけど、仕事の帰り道自転車に乗りながらふと思いついた。

こういうちょっと上手いこと言ったったぜみたいな言葉遊びが昔から好き。本当は「有吉のよしありごと」の方がかけてる感じが分かりやすいと思うけど、よしありというほど大層なことを書くブログでもないのでよしなしごと。

有吉は高校の頃からのあだ名で、ただ単に顔が似てるからという単純な理由でつけられたあだ名だ。本名とは一切関係ないので当たり前に友達から有吉、有吉と呼ばれているけど冷静に考えると「俺は誰だ?」って感じだな。もう10年以上有吉と呼ばれてるのでなんだかんだ愛着のあるあだ名ではある。

学生の頃と比べて顔の形も変わったし、最近はメガネを掛けてるしで職場の人に有吉と呼ばれていたと話しても全くピンとこないみたいだ。顔が似てるという要素も失いつつある今、より一層「俺は誰だ?」って感じだな。形骸化した有吉の誕生だ。

幸いにも、タレントの有吉は再ブレイク後今もテレビで活躍している。(結婚おめでとうございます。怒り新党のタッグ相性いいなあと昔から思ってたので素直にめでたい㊗️)

あと10年、20年経ってタレントの有吉も表舞台から姿を消す時がきたら、有吉という存在すら知らない若者たちも出てくるんだろう。そうなったらいよいよもって「俺は誰だ?」って感じだな。自分の中で生き続ける有吉という概念。

そうなっても変わらず有吉と呼んでくれる友達と一緒に笑い合えたらいいな。

いい感じにまとまったので今日はこの辺で。

ドミコはまどろんで観る

酒を飲んでまどろみながら観るドミコってバンドが最高って話だ。

ドミコは男性2人、ギターとドラムのツーピースバンドだ。
ギターベースドラムのスリーピースバンドは聞いたことあるけどツーピースバンドは聞いたことない人がほとんどなんじゃないかと思う。
普通に考えてギターとドラムだけって薄いサウンドにしかならないのでは?と思う人も多いだろうが、ドミコはルーパーというエフェクターを使うことで2ピースながらも厚いサウンドを奏でている。

ルーパーとはギターやボーカルのフレーズを録音し、ループ再生することができるシロモノだ。スイッチのオンオフを巧みにこなし、生で多重録音を行うことで生で厚みのあるサウンドを生み出しているというワケ。

ルーパーを使っているアーティストといえばエドシーランが有名かな。Shape of Youは日本でも一時期かなり流れてたし知ってる人も多いかも。最近ポケモンgoと謎コラボもしてたね。Shape of Youも良い曲だが、この曲がルーパーの使い方も分かりやすいしめちゃくちゃカッコいい。

かっこいいね。エドシーランでこの曲が一番好きだ。(ドミコの話なのにエドシーランの動画を最初に載せるやつ)

さて、エドシーランはアコースティックギターやボイパをルーパーで多重録音しているが、ドミコはエレキギターにルーパーを使い荒っぽいガレージロックや浮遊感のある音楽を作っている。

個人的はアークティックモンキーズとかのガレージロックが好きなので気になって観はじめたと思うのだが、少し前にドミコのライブの最高の観方を発見してしまった。

酒によってまどろみ、ふらつきながら音に任せてゆらゆらする!

これがもう本当に最高だ。

ドミコは動画とか音源よりも、生ライブが遥かに迫力があって生で観るのが100倍良い。銃弾のように重いドラムと荒いギターサウンドの音の波にひたすら身を任せてゆらゆらするのが心地よい。
自分のゾーンに入った時は、ライブなのにバンドの姿を見ることもなく、目を閉じて周りの人にぶつかりそうになるくらいにふらつきながらライブを観ている。
この楽しさを知ってしまってからドミコのライブは頻繁に行っているし毎回酒を入れて観ている。

それにしてもドミコ、まったく爆発的に売れる気はしない。そもそものサウンドが人を選ぶ感じもするし、本人のビジュアルも今のシーンにはそぐわないだろう。個人的にはボーカルさかしたひかるのウルフカットとかダルいファッションもめちゃくちゃかっこいいなと思うけど。
もともとは今売れに売れているKing Gnuとかと同じ界隈で、過去対バンとかもやっていた。自分が初めてKing Gnuを観たイベントにドミコも出ていたな。
King Gnuの常田も好んでるガレージサウンドがドミコの持ち味なので、King Gnuの音楽性からめちゃくちゃ離れてる訳ではないと思うのだが…
常田は売れることを意識して歌めちゃうまの井口を誘ってバンドを作り、攻めたサウンドと歌モノを融合させてバンドを成功に導いた。
一方でドミコは自分達が楽しい音楽、好きな音楽をやる!ってスタンスなので、まあ人は選ぶわなって道を突き進んでいる。MCもアンコール前にボソボソ喋るだけ!やる気がねえ!笑

ライブもかなーり自由な感じでやっている。
過去自分が観たライブでは通常あるはずのアンコールがなくライブが終わって「あれ?」と思いながら会場を後にすると、その後Twitterで「ライブの出来が酷かったのでもう一回同じ会場で後日ライブやります、自費で会場借りるので半券でタダで観れるようにします」なんて発表がされたこともあった。

発売予定だったライブDVDも「出来がよくていろんな人に観てほしいからYouTubeで無料配信します」とか言ってDVD発売中止になったこともあった。自由か!もっと金に強欲になれ!

ちなみに今でも太っ腹にも無料でフル映像公開しているので気になった人はどうぞ

そんな感じでのらりくらりやってるドミコだがちょこちょこファンは増えているのかして、3/19に日比谷野音で過去最大のワンマンライブをする。まだチケットも普通に残ってるっぽいので気になる人は一緒に日比谷野音でゆらゆらまどろみましょう。

変わったもの食べ食べカエル

今日、心斎橋のフラン軒というラーメン屋に行った。
そこで食べたラーメンがこれ。

f:id:rain_dive:20220228194736j:image

う〜ん、異物混入!

辛いスープにソフトクリームをぶち込むというインスタ映えなのかなんだかわからないラーメンは味のインパクトは見た目ほどではなく、可でも不可でもないといった感じだった。

ソフトクリームをスープに溶かして食べるのだが、スープの辛味が強くてソフトクリームの甘味はたまに感じるくらい。決してまずくはないが正直別々に食べた方が美味しいような…

見た目が奇抜な飲食物は往々にして味は伴わないことが多い、とはよく言われるがそれを知っていてもなお変わり種を見ると一回食べてみたくなってしまうのか?その謎を解明するため、我々調査隊はアマゾンの奥地へと向かった――。

メーカーとしてもそういう変わった商品に食いつく層を狙って変な商品を出してるから、まんまと踊らされてる都合の良い消費者なんだろうなあ。
いいよ、好きに踊らせてもらうぜ。もっと踊らせてくれよニンジャリバンバンって感じだ。

そんな最近のトップオブトップ、ハズレドリンクがこれ、チェリオのチョコミントソーダだ。

f:id:rain_dive:20220228230408j:image

絶対不味いやろ、と思って買ったら案の定不味くて安心した。開発者出てこい。

そんな訳でいつも定番の商品ばっかり買っている人も、たまには変わり種に挑戦してはいかがだろうか。きっと「いつものやつにしとけば良かった…」って思うから。一緒に苦しみを分かち合おう。変わり種、おすすめよ。