魔法の「コトバ」ってヤツ…!?

ご無沙汰の書き散らしです。

ちょっと前にTwitterで「教養とは言ってしまえば内輪ネタ」って言説を見ました。

例えば「その声は、我が友、李徴子ではないか?」ってフレーズを会話に使ったとして、知ってる人同士だったら「あー山月記ね」って話で笑い合えるよね。こういう共通言語の集合体が教養ってものだよね、みたいな。
(すごい大雑把だし、元ツイートは見つからなかったのでニュアンス違ったら申し訳ない。)

まあ教養とまでいってしまうと話が大きいからいろんな意見が出るとは思うけど、個人的には概ねは納得できるなあと思ったし、改めて共通言語は良いものだよなあとも思いました。

思い返すと自分は、学生時代から心を開いた人にひたすらしょーもないボケをかますっていう迷惑千万な行為を続けてきたけど、思えばあれも友達との間で共通言語を作ろうとしてきたのかもしれないなあと。今更ながら自己分析してみたりして。

というか今まで「友達との関係はしょーもないボケが無視されるようになってからが本番」とか冗談混じりで吹聴してきたけど、よくもまあこんなめんどくさいやつに付き合ってくれる人がいるもんだね、仲良くしてくれる人ありがとうございます…

でもやっぱり2人だけにしか通じないネタとか、ネタが伝わる範囲が狭ければ狭いほどなんか距離が縮まる感じがするんよね。

スピッツの好きな曲ににこんな歌詞があってすごくわかるなあと思う。

魔法のコトバ 二人だけにはわかる

(中略)

魔法のコトバ 口にすれば短く
だけど効果は 凄いものがあるってことで
誰も知らない バレても色あせない

出典:スピッツ「魔法のコトバ」

いろんな人との身内ネタ、共通言語、忘れずにしまっておきたいな、と思いましたとさ。

それでもって、結婚生活ももう半年近くになるけど妻とももっと2人だけの言葉を見つけていければいいなあとかそんなことを思いつつ…

 

なんか急にいい話っぽく締めるのかと思った方いるかもしれませんが、最近もっぱら妻に押し付けてる言葉はというと「寒風(さむかぜ)」です。

使用例「今日はマフラーしてないから首元から寒風(さむかぜ)が入り込んできて冷えるなあ〜」
Tips.さも存在する言葉かのように至極当然といった顔で堂々と使いましょう。

これでいい話でもなんでもなくなりましたね。

今回の押し付け言葉は割とヒットしてるようで妻は「当たり前にある言葉みたいに使うな!」とちゃんとツッこんでくれます。やさしい。

皆さんも是非使ってみてください。